「ドラゴンボール」の世界の中に登場する『天下一武道会』
それは世界中から猛者たちが集まり、自分の修行した成果を比べ合う大会のことです。
そんな『天下一武道会』のルールや歴代の優勝者を紹介したいと思います。
作中でもかなり盛り上がる場面だったり、重要なポイントだったりします。
悟空やクリリンなどもこの大会で様々な成長を見せてきました。
今回はそんな『天下一武道会』を徹底紹介していきます。
Contents
1.『天下一武道会』のルールやドラゴンボールシリーズでの設定
『天下一武道会』にはしっかりとした大会のルールや設定が存在します。
ここではルールや設定などを紹介していきたいと思います。
なんでもありのようなドラゴンボールの世界の中ですが、しっかりとルールがあるのです。
では、ルールや細かな設定を見ていきましょう。
①『天下一武道会』の試合会場
『天下一武道会』はパパイヤ島にある武道寺で、世界最大規模の大きさを持っています。
第23回でピッコロ大魔王が破壊してしまった後も、さらに大きな武道寺をたてて、そこを会場にしています。
パパイヤ島のモデルは、バリ島がモデルとなっていて南国チックな雰囲気があるのが特徴です。
実はこの武道寺には武舞台のほかに、選手控え室や食堂、医務室等の設備が備わっています。
さらにピッコロ大魔王が破壊した後の新しく建設された武道寺には、大きな駐車場も建設されています。
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②『天下一武道会』の起源
本来は、そこの武道寺で行われていたお祭りでした。
そこから世界中の猛者たちが集まる大会に成長し、世界一大きな武道大会にまで成長ていったのです。
遠方から参加する選手も増えてくるにつれて、どんどん進化を遂げてきました。
”ドラゴンボール”に出てくるのは第21回天下一武道会から。
そのころは5年に一度に開かれる大会で、悟空達が初めて参加した第21回天下一武道会でちょうど100年目という節目の大会でした。
選手の増加と共に第21回天下一武道会以降は3年に一度の開催になりますが、第23回天下一武道会以降はピッコロ大魔王による破壊のためしばらく開催されません。
さらに、実は第24回天下一武道会と第25回天下一武道会の間にも7年の謎のブランクが存在します。
③『天下一武道会』ルール
バトルシーンが多い”ドラゴンボール”ですが『天下一武道会』では厳しいルールが課せられています。
ここでは基本的なルールを紹介します。
- 予選と本戦にわかれていて本選に参加できるのは8人だけです。予選では参加者を四つのグループにわけて、戦わせ各グループの上位2名だけ本戦への参加権限が与えられます。
- 予選の勝敗は、気絶、降参、泣いてしまった時になっていますが本戦の勝敗は、武舞台の場外へ接地した場合、気絶又はダウンをして10カウント過ぎてしまった場合に決まります。予選とは違い気絶してしまった場合でも10カウント以内に立ち上がることができれば、負けとはみなされません。
- 相打ちの場合、どちらの10カウント以内に立ち上がれなかった場合、先に立ち上がり規定に定められた勝利宣言を一字一句間違えずに言った方の勝ちとなり、決勝戦では「優勝したもんねー」というのが必須条件。
- 相手を殺したり、武器や道具を使用することは禁止になっています。防具などの使用も禁止なので、ベジータも戦闘服を脱いで参加している。
- 目つぶしや金的も禁止。
以上が基本的なルールとなっていますが、このほかに細かいルールが存在し作中に登場します。
2.歴代『天下一武道会』優勝者のキャラクター。ドラゴンボールの世界における最強のチャンピオン?
はじめて天下一武道会が登場したのは、アニメだと『(元祖)ドラゴンボール』で悟空とクリリンが亀仙人ところでの修行の最終段階として、腕試しのために参加した第21回天下一武道会です。
そこからドラゴンボールでは、第28回まで出てくるのですが、第28回は残念ながら優勝者が出てきません。
そこで今回は歴代の優勝者を紹介していきたいと思います。
①第21回天下一武道会 優勝者:ジャッキーチュン
謎の老人格闘家として登場したジャッキーチュン。実は彼の正体は悟空やクリリンの師匠である亀仙人なのです。
弟子たちが優勝して驕らないように、お前達の上には上がいるんだぞということをわからせるために変装して参加していました。
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ちなみに、この時の優勝賞金は50万ゼニーだったのですが、全て悟空の食事代に消えました。
②第22回天下一武道会 優勝者:天津飯
最初は悟空達をあざけるなどの行動をし険悪なムードになります。
さらに、挑発してきたヤムチャとの第一戦において、すでに白目で気絶しているヤムチャの足を蹴り骨折をさせてしまうなどの非情な行動を見せます。
しかしその後は亀仙人や悟空の強さに触れて、殺人拳として修行してきた鶴仙流を裏切り、殺し屋という仕事から身を引きます。
決勝では悟空との対戦で場外へお互いに吹っ飛ばされますが、悟空が車にはねられ優勝を逃し奇跡的に優勝します。
③第23回天下一武道会 優勝者:孫悟空
過去三回出場の末やっと優勝することができた悟空ですが、心も体も少し大人びてきていて修行の成果を存分に発揮します。
さらに、天下一武道会中にチチと結婚をするシーンなどもあり、成長したことがそこからもわかります。
今回の大会にはマジュニアと名前を変えたピッコロ大魔王の生まれ変わりが参加しており、決勝戦での死闘の末勝利します。
このシーンで習得したばかりの舞空術を使い、マジュニアに勝つというカッコイイシーンがとても見どころです。
④第24回天下一武道会 優勝者:(少年の部)ビーデル (オトナの部)ミスターサタン
この大会より少年の部と大人の部にわかれての試合になりました。
しかし、この大会は作中では描かれることはなく優勝者のみの発表になり、少年の部はビーデル、オトナの部はミスターサタンでした。
⑤第25回天下一武道会(少年の部) 優勝者:トランクス
正式に少年の部として描かれた大会です。
少年の部と言っても非常に熱い戦いが決勝戦では行われました。
決勝戦は孫悟天VSトランクスという試合になりましたが、最終的には悟天を場外へ飛ばし勝利を収めました。
⑤第25回天下一武道会(オトナの部) 優勝者:ミスターサタン
今大会からあまり作中でこの大会が重要視されなくなり、棄権者が多くなりました。
ベジータ、孫悟飯、孫悟天、トランクスが初めて出た武道会で、さらに18号はその賞金の金額に自分も大会に出ることを決意します。
あまりの棄権者にバトルロイヤル形式になり、最後はミスターサタンとの一騎打ちになりますが、賞金の倍の金額を払う約束をサタンにさせて、八百長をしわざと負けます。
よってこの大会の優勝者はミスターサタンですが、賞金は18号が倍の金額をもらったようです。
3.「ドラゴンボール」の格闘技大会『天下一武道会』とは?ルールや歴代の優勝者などを紹介!”まとめ”
第25回以降は悟空達が強くなりすぎたことと、棄権者が多くなったことから、どんどん重要視されなくなり作中では描かれることもなくなりました。
第26回~第28回までは詳細が明かされず、第26回第27回はミスターサタンが優勝したとして終わります。
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第28回に関しては、優勝者の情報も明かされませんがアニメ最終回でパンが悟天に勝利してそれっきり。
このあとパンがどこまで勝ち進んだのかはわかりませんが、きっと彼女のことなので優勝付近までは行ったのだと思います。
今回紹介したのは天下一武道会の優勝者ばかりでしたが、このほかにも面白い選手や名場面などがたくさんあります。
興味を持った方はぜひアニメや原作を見ていただきたいです。