ドラゴンボールで、高い人気と実力を誇るトランクスですが、2人の天才の血を引いていることもあり、ずば抜けた潜在能力を持っています。
頭の良さと科学に対する知識の高さから、タイムマシンに乗って過去に来ることにも成功しています。
果たして3つの時代に存在するトランクスとは、どんな人物なのでしょうか?
ここでは、ドラゴンボールの世界で天才トランクスが3つの時代に存在することについてご紹介していきます。
Contents
1.ドラゴンボールでトランクスを育てた2人の天才
トランクスは2人の天才の手によって育てられました。
知っている方は知っていると思いますが、その2人とはどんな人物なのでしょうか?
サイヤ人の父と地球人の母から生まれたトランクスは、少年期から大人顔負けの戦闘力を誇っています。
また、知性的な部分も多いトランクスなので、戦闘力の高い人物と頭の良い人物に育てられたのでしょう。
それでは、ドラゴンボールでトランクスを育てた2人の天才についてご紹介していきます。
①エリート戦士である戦いの天才ベジータ
なんとトランクスのお父さんは、あの人気キャラベジータなんです!
ベジータといえば、悟空に次ぐ実力者であり、惑星ベジータの王子です。
サイヤ人のエリートだけあり、その戦闘力の高さと潜在能力の高さは驚異的な数値になっています。
スポンサーリンク
トランクスは、人造人間セル編で生まれてきているので、ベジータが超サイヤ人になれる状態の時に出来た子どもになります。
セル編のベジータは、超サイヤ人の第二段階に進んでおり、「超ベジータ」と自ら名乗るほどの実力を持っています。
超サイヤ人すらコントロールできるようになったベジータから生まれた子どもになるので、その戦闘力は地球の中でも非常に高いものになっています。
また、現在のベジータの戦闘力は、超サイヤ人ブルーになると1京1000兆!
破壊神に迫るほどの戦闘力をベジータは手にしています。
そんなベジータから生まれたトランクスの潜在能力は、ベジータを超えるものになってもおかしくはありません。
もしそうなったら、トランクスは誰よりも強いサイヤ人になっていることでしょう!
②カプセルコーポレーションの令嬢で開発の天才ブルマ
トランクスのお母さんはなんとあのブルマになっています。
ブルマといえば、少女の時からドラゴンレーダーを開発したり、夏休みを利用してドラゴンボールを集めに行ったりと行動力もある少女でした。
ブルマは戦闘を行えるようなタイプではなく、普通の少女です。
カプセルコーポレーションの科学力を活かし、様々なアイテムを作成して、悟空たちの冒険をサポートしていきました。
科学が好きだったので、科学者になったのですが、元々の性格、血筋を考えても科学者に向いていたのでしょう。
ブルマがドラゴンボールを探す旅に出たのは、どんな願いでも叶えられるドラゴンボールの力で恋人を作るためでした。
大金持ちになりたい、誰かを生き返らせる、若返り、不老不死、等がドラゴンボールの代表的な願いになのですが、カプセルコーポレーションのご令嬢だけあり、お金に関しては興味がなかったのでしょう。
スポンサーリンク
年齢的にも恋人が欲しかった時期でしょうし、若返りや不老不死を欲しがるにはブルマの年齢は若すぎました。
しかし、ブルマはヤムチャと付き合うことになったので、ドラゴンボールの力を使わずともブルマの願いは叶います。
ヤムチャの浮気癖のせいで別れてしまうことになりますが、もしヤムチャと結婚していたら、トランクスは生まれてくることはありませんでした。
ヤムチャとブルマの子どもを見てみたい気持ちはありますが、ベジータとの間に出来た子どもだからこそ、サイヤ人の血を受け継ぎ、魅力あふれるキャラクターとなったのですね!
2.ドラゴンボールのトランクスは3つの時代に存在している
ドラゴンボールの世界では、トランクスは特殊なキャラクターになっています。
トランクスと聞くと、現代トランクスと未来トランクスという2人をイメージしてしまいます。
現代トランクスと未来トランクスは、どんな関係にあるのでしょうか?
それでは、ドラゴンボールでトランクスが3つの時代に存在していることについてご紹介していきます。
①まだまだ幼い現代のトランクス
人造人間編では、赤ん坊だったトランクスですが、魔人ブウ編からは8歳になり戦闘にも参加するようになります。
やんちゃで生意気な性格をしており、悟空の息子である悟天とは大の仲良しで、対決ごっこと称して組手をよく行っています。
ベジータと悟空の息子だけあり、トランクス8歳、悟天7歳の時点で対決ごっこの途中で二人とも超サイヤ人に覚醒してしまいます!
この二人は背格好もよく似ていて、力関係もほぼ対等なので、フュージョンを行う時の相性も抜群になっています。
フュージョンを習得し、子どもであるトランクスと悟天は、魔人ブウとの戦闘において、他の戦士よりも活躍することに成功します。
天下一武道会では少年の部に参加して、決勝戦では悟天と当たり勝利しますが、少年の部ではトランクスと悟天に並ぶ実力者がいません。
大人の部に悟天と一緒に変装して参加しますが、途中で正体がばれてしまい、反則負けとなってしまいます。
魔人ブウとの戦闘では、フュージョンを行いゴテンクスになるだけではなく、超サイヤ人3にまで覚醒します!
悟空でも魔人ブウには勝てないと判断していましたが、その魔人ブウを相手に優勢に戦闘を進めていました。
しかし、トドメを刺す直前にエネルギーが切れてしまい、魔人ブウに吸収されてしまいます。
スポンサーリンク
8歳の時点で超サイヤ人に覚醒したり、魔人ブウ相手に戦いを優勢に進めていたりと、大人顔負けの戦闘力を持っています。
悟空やベジータと同じ年齢になった時には、トランクスと悟天の戦闘力も凄まじいものになっていることでしょう!
②未来を変えるため過去にやってきたトランクス
人造人間編で、ベジータとブルマの子どもとして生まれてきたトランクスですが、同時期に未来からトランクスがタイムマシンに乗ってやってきます。
未来のトランクスは、メカフリーザとコルド大王を瞬殺するほどの強さを持っており、超サイヤ人に変身できる実力を持っています。
トランクスが未来からやってきた理由は、人造人間によって、未来の地球が崩壊の危機にあったからでした。
これは悟空が心臓病によって、人造人間と戦う前に死んでしまったことと、人造人間17号と18号によってベジータたちも倒されてしまったからです。
生き残ったのは、トランクスとトランクスの師匠である悟飯の二人だけになってしまいます。
その悟飯も17号と18号によって殺されてしまいます。
これによりトランクスは、超サイヤ人に覚醒します。
超サイヤ人の力を得た上で修行を行い、17号と18号に挑みますが、それでも人造人間たちには勝てませんでした。
トランクスは人造人間に勝つ手段を失ってしまい、過去を変えることを決意します。
しかし、トランクスが過去に行ったことで、歴史が少し変わってしまいます。
悟空の心臓病の時期やトランクスが知らない人造人間の登場が起きてしまいます。
なんとか悟空やベジータたちと協力し、人造人間の究極体であるセルを倒すことができました。
トランクスはタイムマシンを修復し、自分のいた時代である未来へと帰っていきます。
そして、未来の世界でも人造人間とセルを倒し、本来の世界でも平和を取り戻すことに成功します。
未来の世界の破滅を防ぐために、トランクスは過去を変えることに成功したのです!
③ドラゴンボール超の世界でのトランクス
ドラゴンボール超の中でも、トランクスは二人出てきます。
もちろん現代のトランクスと未来のトランクスです。
未来のトランクスは、ゴクウブラックという悟空そっくりの敵により、未来の世界が滅ぼされそうになったため、過去へ助けを求めにやってきます。
人造人間編の時もそうでしたが、未来のトランクスがやってくる時には、世界が崩壊の危機にあり、トランクスの身近な人物も殺されてしまっています。
ドラゴンボール超では、母のブルマが殺されてしまっています。
未来の世界を危機から救うためにやってきたとはいえ、トランクスが来る時には、未来の世界は悲惨な状態になっていることが多いですね。
人造人間編では、トランクスはまだ赤ん坊でしたが、この時の現代トランクスは14歳になっています。
マイが未来のトランクスに夢中になっていることに嫉妬をしていますが、未来の自分と打ち解け「オイ俺!」と話しかけています。
落ち込んでいる時には、未来のトランクスを励ましたりと、未来の自分であることを受け入れ、住む時代や進むべき道は違おうとも、お互い頑張ろうと話しています。
ドラゴンボール超の未来トランクスは、ドラゴンボールZでやってきたトランクスの時とは違い、髪の毛が青くなっています。
この理由については、はっきりとしていませんが、ブルマの青い髪のイメージに合わせたのでしょう。
元々トランクスは、薄い紫の髪色になっていて、ベジータとブルマのどちらにも使われていない色でした。
未来の世界のトランクスを青色の髪形にすることで統一感を持たせたのでしょう。
戦闘力としてはまだその域には達していませんが、もしかすると、トランクスが超サイヤ人ブルーになる伏線なのでは?
未来のトランクスは地球が滅亡の危機に晒されることが多いので、ブルーに覚醒して一人でも大活躍するシーンが見てみたいですね!
また、ドラゴンボール超よりも、後の時代設定になっているドラゴンボールGTでは、トランクスの性格は未来のトランクスと似たものになっています。
ドラゴンボール超の世界で未来のトランクスと出会ったことで、やんちゃでわがままな性格から変わっていったのでしょう。
現代のトランクスと未来のトランクス、どちらもトランクスですが、未来のトランクスのシリアスなストーリー設定もあり、トランクスには人気が出てきたのでしょう!
3.まとめ
今回は、ドラゴンボールの2人のエリートの血を引くトランクスについてご紹介させて頂きました。
この記事において、重要なポイントは以下の通りです。
- トランクスは天才であるベジータとブルマの子ども
- 8歳の時点で超サイヤ人に覚醒するほどの潜在能力を秘めている
- 悟天とフュージョンをした時には、魔人ブウをも圧倒する戦闘力を持っている
- トランクスは、現代と未来の2人が存在する
- 未来のトランクスは、未来を変えるために過去にきている
- 現代・未来のトランクスはどちらも同じ人物であり魅力があるキャラクターになっている
- ドラゴンボール超のトランクスはさらに先の未来からきたトランクスである
- トランクスは3つの時代を生きていることになる
未来のトランクスは自分のいた時代が破滅の危機を迎えていることが多く、シリアスな性格になっていることが多いです。
現代のトランクスのやんちゃな部分も合わせて、どちらもトランクスです。
これから先、トランクスが成長していくと、未来のトランクスと似た落ち着いた性格になることでしょう。
その時には、鍛え上げた戦闘力により、どんな危機も乗り越える力を手にしていることでしょう!
これからもトランクスの活躍に期待ですね。