【ドラゴンボール】ヤムチャが仲間になった理由と３つの魅力

ドラゴンボールに登場するキャラクター「ヤムチャ」は、あまり戦闘でも活躍することがないにも関わらず、一定の人気を誇るキャラクターです。

現在ドラゴンボールの外伝「転生したらヤムチャだった件」が掲載されるほどの人気を持っています。

そんなヤムチャですが、初登場時は悟空たちの敵だった事をご存知でしょうか？

ここでは、ヤムチャが仲間になった理由と３つの魅力についてご紹介していきたいと思います。

１．ドラゴンボールでヤムチャが悟空の仲間になった３つの理由

ドラゴンボールの世界で、子分のプーアルと砂漠を中心に活動していた野盗のヤムチャですが、悟空に真っ向から勝負を挑む拳法家として登場しています。

悟空を苦戦させるほどの実力を持ったヤムチャは「ハイエナヤムチャ」とまで称されていた拳法家です。

砂漠を通る旅人を襲撃していたヤムチャは、一体どの様にして悟空の仲間になったのでしょうか？

それでは、ヤムチャが孫悟空の仲間となった３つの理由についてご紹介していきたいと思います。

①どんな願いも叶えられるドラゴンボールの存在を知ったから

ヤムチャは、自分の縄張りである砂漠に侵入してきたものから金品を巻き上げる野盗として初登場しました。

この時に悟空たちの会話からドラゴンボールの存在を耳にします。

ヤムチャは結婚に憧れを持っているのですが、女性を目の前にすると極度に緊張してしまうあがり症を持っています。

このあがり症を克服するために、ドラゴンボールを集めようと考えたのでしょう。

悟空が身に付けていたドラゴンボールを奪うために、悟空と戦闘を行うことになります。

ヤムチャは空腹状態の悟空を苦戦させるほどの腕前を持っていましたが、ブルマがいたためあがり症が出てきてしまいます。

あがり症により戦えなくなったヤムチャは、逃げだしてしまいました。

その後、またもドラゴンボールを狙って攻めてきたヤムチャですが、お腹いっぱいの悟空には歯が立たず、悟空の攻撃が顔面に当たってしまい、自慢の前歯が折れて負けてしまいます！

悟空には勝てないと悟ったヤムチャは、ドラゴンボールを奪うために、仲間になったと見せかけ、車を提供し悟空たちと共に行動するようになります。

②悟空たちとの間に仲間意識が芽生えたから

ヤムチャは悟空たちとドラゴンボール集めをしていく中で、ならず者の集団うさぎ団と戦うことになります。

うさぎ団のボスは兎人参化（とにんじんか）という名前で、触った相手をニンジンにしてしまう特殊能力を持っています。

この能力により、ブルマはニンジンにされてしまいます！

ブルマを人質として取られてしまったため、悟空は対抗する術を失ってしまいますが、ヤムチャの協力もあり、ブルマを取り返すことに成功します。

人質がいなくなったうさぎ団は、悟空の如意棒によって、ボスである兎人参化とうさぎ団の団員２名は、月へと飛ばされてしまいます！

ヤムチャにとっては、ドラゴンボールを集めるために悟空の力が必要だったとはいえ、仲間意識がなければ助ける事もなかったはずです。

悟空たちと一緒にドラゴンボール集めの旅をしている内に、ヤムチャは悟空たちを仲間として考えるようになっていたのでしょう！

③ブルマと付き合うことになったから

ヤムチャはドラゴンボールの力であがり症をなくし、結婚して幸せな家庭を築きたい青年でした。

これは「オレは天下には興味がない」とヤムチャ自身が発言している事からもわかります。

悟空たちと冒険を繰り広げていく中で、ヤムチャは少しずつあがり症を克服していきます。

そんな中、ブルマと意気投合した事で、２人は恋人同士となります。

ブルマも恋人を作るためにドラゴンボールを集めていたので、付き合う事により２人の願いがどちらも叶うことになります。

ヤムチャは盗賊として生活をしていたものの、何よりも女の子と楽しく暮らしたい気持ちが強かったのでしょう！

２．ドラゴンボールのヤムチャの３つの魅力

ドラゴンボールに登場するヤムチャは、最初こそ活躍する事が多いキャラクターでしたが、次第に新しい敵の強さを表現するかませ犬ポジションが多くなります。

サイバイマンに自爆を受けた時のポーズが話題になったりと、少し頼りない部分が多く描かれています。

しかし、そのヤムチャに不思議な魅力があり、人気が出ているのをご存知でしょうか？

それでは、ヤムチャの3つの魅力についてご紹介していきたいと思います。

①仲間に対する熱い想いと優しい性格

ヤムチャは悟空の最初のライバルであり、一番古くからの付き合いがある仲間です。

最初は敵として登場してきましたが、悟空の仲間として戦う内に、熱い人間味を感じるキャラクターとして成長していきます。

フリーザ編のナメック星消滅の直前には、悟空に対して「死ぬな！」と絶叫をしたり、悟空が死亡した時には、強いショックを受けています。

さらに悟空は、セル編で２度目の死を迎えてしまいます。

その時には、何としても悟空を復活させてほしいと神龍に頼んでいます。

悟空とは、一番古い付き合いになるので、悟空に対する友情が一番強いのでしょう！

また、天津飯と初めて戦った時に、ヤムチャは足を折られてしまいますが、天津飯の事を許し友人となっています。

かつての敵であったベジータとも、カプセルコーポレーションで一緒に暮らしており、セルに殺されてしまったトランクスの敵討ちのために、ベジータがセルに挑んだ事を、ヤムチャは復活したトランクスに伝えています。

魔人ブウ編では、クリリンの娘であるマーロンに「クリリンは世界一強いから大丈夫だ」と心配する娘の気持ちを心配してあげたりもしています。

ヤムチャは仲間に対する友情だけではなく、人に対する優しさが魅力となっているキャラクターと言えるでしょう！

②第６宇宙と第７宇宙の親善試合で大活躍

ドラゴンボール超のヤムチャはブルマの誕生日パーティーに飛び入り参加してきた破壊神ビルスに、破壊神である事を知らずに話しかけ、背中を叩いたりとビルスを怒らせるような行動を取ってしまう残念キャラでした。

しかし、ドラゴンボール超の第７０話は、ヤムチャの主役回とも言える内容で、第６宇宙と第７宇宙で野球の親善試合を行うことになります。

ヤムチャは以前プロ野球の助っ人選手として、アルバイトを行うほどの腕前の持ち主で、第７宇宙のキャプテンとなります。

この親善試合でベジータと悟天は、数合わせのために第６宇宙側として出場していました。

ヤムチャは、ルールを理解していなかったピッチャーのベジータからデッドボールを受けて出塁したり、ベジータの肘打ちやシャンパからの膝蹴りを食らったりと散々な目に合いながらも進塁していきます。

その後も、シャンパから背中にボールを受けてしまいます。

シャンパとビルスがその事で喧嘩をしていると、ホームベースにサイバイマンの自爆を受けた後の名ポーズで横たわるヤムチャの姿！

何とか１点をもぎ取りヤムチャは第７宇宙を勝利へと導きます。

あらゆるネタを放出した７０話は、ヤムチャを主役として扱い、その魅力を全てつぎ込んだお話しとなっていました。

やはりヤムチャはそのやられっぷりとかませキャラが一番の魅力となり、人気を集めているキャラクターになっていると言えるでしょう！

③ドラゴンボール外伝「転生したらヤムチャだった件」で大活躍

ドラゴンボールの外伝の中でも、これほどヤムチャに焦点を当てた作品はありません。

この作品は、破壊神ビルスと破壊神シャンパが転生ゲームという遊びの中で、人間をドラゴンボールのキャラクターに転生させて、どれだけ強くなれるかという世界観の作品です。

ドラゴンボールで最もかませキャラとして扱われてきたヤムチャとして、ドラゴンボールの世界を生き抜いていけるかというストーリーになっています。

ヤムチャとして転生された少年が、原作のストーリーを知りながら、ヤムチャとして修行を続け強くなっていくシーンが何とも魅力を生み出す作品になっています。

主役だけあり、この世界のヤムチャは悟空以上の活躍をする存在になっているのです！

情けないヤムチャも魅力があり、人気を集めていますが、そんなヤムチャだからこそ主役として強くなっていく描写が、ヤムチャの魅力をより引き出しています！

３．まとめ

今回は、ヤムチャが仲間になった3つの理由と3つの魅力についてご紹介させて頂きました。

この記事において、重要なポイントは以下の通りです。

ヤムチャは戦闘面ではあまり頼りにならないキャラクターではあります。

しかし登場する度に、その魅力を引き出しているキャラクターともなっています。

派手にやられるヤムチャも魅力的ですが、活躍するヤムチャも魅力的です！

これからもドラゴンボールのヤムチャの活躍に期待ですね！