復活の「F」、ドラゴンボール超の世界で、フリーザは格段に戦闘力を上昇させています。
フリーザはこれまで変身することで戦闘力を高めていました。
フリーザはプライドの高さから、これまで修行を行ったことがありません。
ここでは、フリーザが修行を行い、新たに手にした3つの力についてご紹介していきたいと思います。
Contents
1.フリーザが修行を行う決意をした2つのポイント
フリーザは生まれながらの能力が高いので、これまで修行を一切したことがありませんでした。
プライドの高いフリーザが修行を行うなんて誰も予想だにしなかった出来事ですが、それだけの理由がフリーザにもあるという事です。
今までは変身を行うことで戦闘力を高めていたフリーザですが、なぜ修行を行うことになったのでしょうか?
それでは、フリーザが修行を行う決意をした3つのポイントをご紹介していきます。
①悟空たちを自分の手で倒すため
これまでフリーザは、あらゆる手を使い戦ってきても、悟空を倒すことができませんでした。
メカフリーザとして出てきた時も、トランクスにあっという間に倒されてしまいました。
サイヤ人に対する恨みは相当なものでしょう。
また、復活の「F」では、ベジータにも圧倒されてしまいました。
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元々ベジータはフリーザの配下であった上に、フリーザを裏切り、戦いを挑んだ時にもあっけなく返り討ちにあってしまうほどでした。
多くの戦闘を行い経験を積んだベジータの戦闘力は、フリーザよりはるかに上だったとはいえ、ベジータに圧倒されたのは、フリーザとしては屈辱的だったでしょう。
フリーザは悪のカリスマとして大人気を誇っていましたが、復活の「F」までの劇場版では、モブキャラとしてしか使われていませんでした。
まともな戦闘すらなしに倒される事も多かったので、フリーザとしては、全てに対して思う部分があったでしょう。
ドラゴンボール超でも、地獄でミノムシのような状態のまま天使にからかわれていたので、悟空たちだけではなく、地球を全て破壊してやる!
というほどの思いがフリーザにはあったのでしょう!
②自分自身の潜在能力の高さに気付いたため
悟空やベジータ等のサイヤ人と戦闘を行い、自身の敗北を味わうとともに、その潜在能力の高さにフリーザは気付きました。
サイヤ人が戦闘民族という才能を活かし、その上で修行を行うことで戦闘能力を高めているのを目の当たりにしたフリーザは、自分自身が修行を積めば戦闘能力が大幅に増大することに気付いたのでしょう。
生まれながらの天才であるフリーザが、その潜在能力を修行によって引き出すことができたなら、サイヤ人の戦闘能力を超えることなど造作もない事ですね。
もしもサイヤ人の底知れない戦闘能力を恐れて、フリーザが最初から修行を行っていたなら、超サイヤ人になった悟空でも、倒すことはできなかったでしょう。
これまでは、フリーザの敵となる存在がいなかった為、修行を行ってきませんでした。
しかし、相手の力量を把握し、自分の潜在能力にも気付いたので、修行を決意したのです。
2.フリーザが修行を行うことで手に入れた3つの力
自分の潜在能力の高さに気付き、修行を決意したフリーザですが、その修行を行うことで、どれほどの力を手にしたのでしょうか?
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フリーザは、その実力だけでも凄まじい才能を感じさせていました。
しかし、修行を行うことで手に入れた力はこれまでとは比べ物にならないほど強力なものとなりました。
それでは、フリーザが修行を行うことで手に入れた3つの力をご紹介していきたいと思います。
①基礎戦闘力の増大
フリーザが「そうですね、きっと4カ月も真剣にトレーニングすれば、とりあえず戦闘力130万まではもっていけるでしょう」という発言がありました。
この時点での130万というと、正直言って、めちゃくちゃ低いです。
第一形態の戦闘力が53万となっていますので、この数値が倍にはなるという表現だったのではないでしょうか?
フリーザがこれまで修行をしたことがなく、潜在能力をわかってはいませんでした。
4カ月の修行を行えば、自分の実力が倍にはなるという発想から出た発言なのでしょう。
つまり、フリーザは最終的な能力はどこまで行くかはわからないけれど、自分の能力を倍には、持っていける自信があったのでしょう。
フリーザ自身もここまでの戦闘力になるとは思ってなかったかも知れませんが、やはり生まれながらの天才ですね。
②新たな形態変化となるゴールデンフリーザ
1京3000兆というとんでもない戦闘力を誇る新たな形態がゴールデンフリーザです。
この戦闘力は、超サイヤ人ブルーとなった悟空やベジータの戦闘力を上回る数値となっています。
まさか4カ月の修行だけで、神に近い戦闘力の二人を上回る数値になるとは驚きです。
もしもこの修行を長く行っていたとしたなら、破壊神たちを超える戦闘力になっていたかもしれませんね。
しかし、ゴールデンフリーザには弱点もあります。
あまりにも力が強大過ぎるので、身体が力に耐えられず、長期戦が行えないという弱点です。
もしもゴールデンフリーザの状態を常に維持して、体を慣れさせていたなら悟空たちには勝ち目はなかったでしょう。
ですが、この弱点はあくまで、復活の「F」のゴールデンフリーザの話です。
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なんとドラゴンボール超では、このスタミナの弱点を克服しているのです!
スタミナという点も克服したフリーザには、悟空と同等、もしくはそれ以上の力を手にしていることでしょう。
③悟空ですら操れない破壊のエネルギーのコントロール
ドラゴンボール超95話では、破壊神たちが使う破壊のエネルギーをコントロールする場面が見られました。
フリーザは4ヶ月の間座禅を組むことで、精神統一をして修行をしているシーンがありました。
悟空やベジータの超サイヤ人ブルーを超える実力を持っていたゴールデンフリーザですが、遂には破壊神たちしか扱えない破壊のエネルギーを扱ってしまいました。
第9宇宙の破壊神シドラの破壊エネルギーを託された刺客によりフリーザは破壊のエネルギーをまともに食らってしまいます。
苦しんでいたように思われたフリーザは、「なんてね」と言いつつ自分の手の上に破壊のエネルギーを留めてしまいます。
自分の技のように扱えるという事は完全にコントロールしていますね。
これには悟空も「すげえ…」と声を漏らしてしまいます。
フリーザはその後悟空に対して、破壊のエネルギーを打ち放します。
悟空は破壊のエネルギーを克服できず、苦しんでしまいます。
フリーザは破壊のエネルギーに耐えて、自分のものとして扱えましたが、悟空は破壊のエネルギーを扱えないので、フリーザの方が能力的には上なのかもしれません。
しかし、悟空は超サイヤ人ブルーにならずに耐えようとしていたので、実際の実力はどちらが上かはわかりませんね。
ただし、その後の悟空とフリーザの手合わせでは、相打ちとなっていましたので、実力が拮抗しているのでしょう。
3.まとめ
今回はフリーザが修行をして、新たに手にした3つの力についてご紹介させて頂きました。
この記事において、重要なポイントは以下の通りです。
- 何としても悟空たちを倒すために修行を決意した
- たった4ヶ月で神に近いレベルの超サイヤ人ブルーより上の戦闘力になった
- フリーザは修行を行うことで、潜在能力を開花させた
- フリーザは修行を行い、スタミナという弱点も克服した
- 破壊のエネルギーすらコントロールが可能になった
- フリーザは破壊神と並ぶ戦闘力になりつつある
ドラゴンボールにおいて、フリーザが修行を行うとは、思いもしませんでした。
修行方法は精神統一しか公開されていませんでしたが、ここまで強くなったという事は、凄まじい修行を行ったのかもしれません。
また、悟空ですらコントロールできなかった破壊のエネルギーをコントロールするほどに、フリーザの力はパワーアップしています。
ここから先もフリーザの活躍から目が離せませんね!