ドラゴンボールに登場するキャラクターである「ターレス」ですが、一定の人気を誇るキャラクターとなっています。
ドラゴンボールでは1つの作品にしか出演しておらず、マニアックなキャラクターと言えるのに一定の人気を誇っているのです。
なぜターレスは、これほどの人気を誇っているのでしょうか?
ここでは、ターレスの恐るべき強さと3つの魅力についてご紹介していきたいと思います。
Contents
1.ドラゴンボールのターレスの恐るべき強さの3つのポイント
ターレスはドラゴンボールの映画で出てきたキャラクターであり、原作には登場していないキャラクターです。
しかし、このターレスが異常なまでの強さによって、悟空たちを苦しめたことからターレスは未だに人気のあるキャラクターとなっています。
はたしてターレスはどの様な強さを持っていたのでしょうか?
それでは、ターレスの恐るべき強さの2つのポイントについてご紹介していきたいと思います。
①悟空と同じサイヤ人の生き残りである
ターレスはドラゴンボールZの劇場版「地球まるごと超決戦」に登場するオリジナルキャラクターでサイヤ人の生き残りです。
悟空がナメック星に到着した頃のストーリーなので、フリーザと戦う前の話ですが舞台は地球となっています。
ターレスは悟空と同じくサイヤ人の下級戦士でフリーザ一味の配下ですが、フリーザをいつか倒して宇宙を征服しようと考えており、サイヤ人らしく野心溢れたキャラクターと言えるでしょう。
ターレスは色黒の肌をしていて、悟空そっくりな見た目ですが悟空の血縁関係ではありません。
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ドラゴンボールのサイヤ人は下級戦士のタイプが少ないという設定があります。
このためターレス自身も「俺たち使い捨ての下級戦士はタイプが少ない」と発言しており、悟空にそっくりな事は気にしていません。
しかし、ターレスは悟空とは性格が全く違い、悟飯を絞め殺そうとしたり、悟飯を大猿化させて悟空を攻撃させる等、かなり残忍で冷酷なサイヤ人です。
サイヤ人の数が少ないことは気にかけており、悟空や悟飯に対して仲間になるように誘っています。
また、エリートのサイヤ人にしか使えないパワーボールも使えますが、自分が大猿にならないように自ら破壊しているので、大猿化してしまうとコントロールはできません。
大猿化をコントロールできないものの下級戦士でありながら、パワーボールを扱うことができたりと、かなりの強さを誇っているキャラクターと言えるでしょう!
②星の生命を吸い上げて成長する神精樹の実を食べている
そもそもターレスはサイヤ人の下級戦士なので、本来なら悟空とあまり変わらない戦闘力となってしまいます。
また、エリート戦士であるベジータより戦闘力が劣ることになってしまいますが、神精樹の実を食べた事で、その戦闘力を劇的に上昇させています。
神精樹の実は、星の生命力を吸い上げて成長する実であり、その実を食べたものは圧倒的な戦闘力を手にすることができます。
ターレスがどこで神精樹の実を手に入れたかはわかりませんが、界王によると神精樹の実は、本来神様しか持ってはならないアイテムです。
神精樹の実を手に入れたターレスは、戦闘力1万8000を誇るピッコロの攻撃を物ともせず、魔貫光殺砲を片手で受け止めるほどの戦闘力を誇っています。
エリート戦士であるベジータも地球修礼時の戦闘力は1万8000程度であったため、ターレスの戦闘力は異常なほどの数値となっていることがわかります。
さらに、「地球まるごと超決戦」では神精樹の実を食べることで、10倍界王拳を使用した悟空すら圧倒しました。
悟空の戦闘力が約3万はあったので、悟空を圧倒したターレスの戦闘力はフリーザに及ばないものの、30万以上あることは間違いないでしょう!
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2.ドラゴンボールのターレスの3つの魅力
ドラゴンボールの劇場版のオリジナルキャラクターであり、それ以降原作に登場していないにも関わらずターレスに人気があるのは何故でしょうか?
現在では、ターレスはスマホ用アプリのドラゴンボールZドッカンバトルにも登場しています。
はたして、ここまでの人気を誇るターレスの魅力とはどの様なものなのでしょうか?
それでは、ターレスの3つの魅力についてご紹介していきたいと思います。
①孫悟空そっくりの敵だった
ドラゴンボールにおいて悟空そっくりのキャラは、今でこそバーダックやゴクウブラックがいますが、ターレスが初登場でした。
ターレスは悟空と対照的なキャラクターにするため、本来のサイヤ人以上に残虐なキャラクターとして描かれ、魅力的な悪役となりました。
そもそもターレスは「もしも孫悟空が頭を打っていなかったら」というテーマのもとに作られたため、サイヤ人本来の性格である残虐さをこれでもかと表現したキャラクターになっています。
セリフも非常にかっこよく、ピッコロの魔貫光殺砲を片手で受け止めた時には、「少しは効いたぜ」とかなり渋いセリフを言っており、悟空に対しても、至近距離からエネルギー弾を連発したりとこれ以上ない悪役っぷりを見せ付けてくれます。
悟空にそっくりな見た目で敵役だったからこそ、ターレスには魅力が出たのでしょう!
②神精樹の実の力により、圧倒的な戦闘力を誇っていたから
本来であれば、ターレスの戦闘力は悟空やピッコロを上回る戦闘力ではなかったでしょう。
地球襲来時のベジータが1万8000の戦闘力を誇っていることから、下級戦士のターレスの戦闘力がそれ以上になっている可能性は低いでしょう。
しかし、ターレスは超サイヤ人になることもなく、10倍界王拳を使った悟空を上回る戦闘力を見せつけました。
神精樹は星の力を奪い成長し、天変地異が起きるほど凄まじいエネルギーの吸収力を持っており、その実を食べたものは圧倒的なパワーを身に付けます。
その実を使ったために、ターレスは戦闘力を身に付けましたが、もしもこの状態で超サイヤ人になることができたなら、ターレスの戦闘力はとんでもないものになってしまいます。
ターレスの戦闘力は30万以上あることが、10倍界王拳を使用した悟空を圧倒したことからわかります。
さらにターレスには大猿化も残されているので、超サイヤ人にならなかったとしても戦闘力を300万以上まで高めることができます。
これはフリーザの第2形態を上回る戦闘力であり、ターレスが超サイヤ人になることができたなら、フリーザを倒すことも可能だったでしょう。
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サイヤ人でありながら、超サイヤ人になることなくここまでの戦闘力を誇っていたためターレスは魅力的なキャラクターとなったのでしょう!
③サイヤ人としての誇りが強い
ターレスは残虐さばかり目に入ってしまうキャラクターですが、サイヤ人という種族に対して強い誇りを持っています。
悟飯に対して「俺と一緒に来る気はないか?」「俺たちは生き残ったサイヤ人のわずかな仲間仲良くしようや!」と誘っています。
悟空に対しても「カカロット・・・サイヤ人の面汚しめ!」「俺に跪いて詫びるなら、お前のガキと一緒に仲間にしてやってもいいぞ」と言っています。
サイヤ人とはこうあるべき、という想いと同時にサイヤ人を誇りに思っているからこそ、悟空たちを仲間にしようという気持ちをターレスからは感じます。
サイヤ人という種族に対する想いは、ベジータ以上かもしれません。
これほど誇りを持ったキャラクターであるからこそ、ターレスは魅力溢れるキャラクターとなったのでしょう!
3.まとめ
今回は、ターレスの恐るべき強さと3つの魅力についてご紹介させて頂きました。
この記事において、重要なポイントは以下の通りです。
- ターレスはドラゴンボール初の悟空そっくりのキャラクター
- 悟空と同じサイヤ人の下級戦士である
- サイヤ人本来の残虐さを持っている
- 神にしか扱えない神精樹の実により戦闘力をアップしている
- サイヤ人に対して強い想いを持っている
ターレスはドラゴンボールに出てくる敵キャラクターの中でも、マニアックなキャラクターではありますが、悟空そっくりの敵だったため、その人気はかなり高いです。
ドラゴンボール超ではゴクウブラックが出てきましたが、ターレスではないのか?
と噂されるほどに人気があったキャラクターです。
ターレスはオリジナルキャラクターのため、超サイヤ人として登場してきたこともないため、これから先ドラゴンボール超に登場した場合には、超サイヤ人になる可能性も高いでしょう!
もしかすると、超サイヤ人ゴッドとして登場するかも?
これからもターレスの活躍に期待ですね!